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プラッツ・パッソパトカー特集
プラッツ、パッソ共小型警ら車として国費配備されています。
スイフト、ソリオ等スズキ車と比べ、トヨタ車は少数配備のためまとめて掲載します。
プラッツ
国費導入車1台あたりの価格
年度 |
2001 |
2002 |
2004 |
価格 |
93万円 |
82万円 |
71万円 |
スターレット以来、9年ぶりのトヨタ製小型警ら車として配備されました。
いずれもグレードは1300cc4WDのFでトランスミッションは4速ATです。
警光灯はエアロブーメランで、オーディオはメーカーオプションのAM/FMラジオが装備されています。
2001年度導入車(TA-NCP16)
前期型がベースです。
メーカー純正の白黒塗装が採用されており、カラーコードはXF7です。バンパー下部は無塗装となっています。
2002年度導入車(TA-NCP16)
2001年度とほとんど変わりませんが、白ベースで黒部分が塗装されており、バンパー下部も黒で塗装されています。
2002年8月のマイナーチェンジ直前に生産されたため、配備が秋頃と早くなっています。
車内です。
2004年度導入車(CBA-NCP16)
後期型がベースです。
マイナーチェンジでリアナンバープレートの位置がトランクリッドからバンパーに、ドアサッシが黒塗りから車体色(白)に変更されています。
2005年に後継のベルタが登場しましたが、国費配備は無く少数が県費配備されるに留まっています。
これ以降セダン型の国費小型警ら車は2013年度にSX4セダンが少数配備されたのみで、ハッチバックやトールワゴンなど2ボックススタイルが主流となっています。
車内です。
パッソ(10系)
国費導入車1台あたりの価格
年度 |
2008 |
2009 |
価格 |
111万円 |
104万円(2WD) 109万円(4WD) |
2008、2009年度に後期型が配備されました。
小型警ら車は1300cc級が採用されることが多かったですが、パッソは1000ccが配備されています。
旭日章は外部突起規制適合のため透明なカバーで覆われています。また、旭日章はフロントグリルに装備されていますが、パッソエンブレムはボンネットに装着されるため、そのまま残されています。
プラッツのトランクリッドは側面の塗装に合わせて白黒に塗り分けられていましたが、パッソのバックドアは白単色塗装で塗り分けられていません。2010年代以降他の白黒パトカーでも単色が主流となります。
左右Aピラーにはフレキシブルタイプのマップランプが装備され、オーディオはケンウッド製AM/FMラジオカセットが装備されています。
無線機は助手席足元前方に本体、グローブボックス下部のワイドフリーラックに表示部を設置する仕様となっています。
2008年度導入車(DBA-KGC15)
4WDのXがベースです。
警光灯は基本的にエアロブーメランですが、ごく少数エアロブーメランIIのLED仕様(AXS-12LJF)が試験的に配備されています。
車内です。
2009年度導入車(DBA-KGC10/DBA-KGC15)
2WDと4WDの両方が配備されており、グレードが異なるため外観も異なりますが、警光灯はいずれもハロゲン仕様のエアロブーメランIIです。
2WDはX Vパッケージがベースです。
同グレードはカラードドアハンドル、電動格納式カラードドアミラー、黒塗りドアサッシ、プライバシーガラス、リアワイパー(寒冷地仕様除く)が非装備となっており、Xと比べ安っぽい外観です。
ホイールも銀色スチール+センターキャップが標準ですが、純正ホイールキャップが装着された状態で配備されています。
4WDはXがベースで、警光灯以外は2008年度車と同一外観です。
2WD車の車内です。(提供:もっくんさん)
パッソ(30系)
国費導入車1台あたりの価格
2012年度に前期型Xの4WDが配備されました。
警光灯はエアロブーメランIIのLED仕様(AXS-12LKF)です。
旭日章はフロントのパッソエンブレムと入れ替えでフロントグリルに装着されており、透明なカバーでは覆われていません。
オーディオはAM/FMラジオCDが装備されています。
マップランプは初期導入車を除きフレキシブルアームが省略され、小型化されています。
当世代を最後にトヨタ製小型警ら車は国費配備されておらず、3代目のM700系は少数が県費配備されるのみです。
車内です。(投稿画像)
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