ホーム > パトカーの装備 >覆面パトカーの装備(外装編)
覆面パトカーの装備
反転式回転灯(反転灯)
対象:交通覆面、警護車
屋根に格納された赤色灯です。基本構造は数十年に渡り変わっておらず、光源もハロゲンが採用されています。
内側には反転灯を収納するスペースが確保されています。
流線型回転灯
対象:捜査用覆面
マグネット脱着式の警光灯です。
車両によっては屋根に固定用のピンが装着可能ですが、使用されることは少ないです。
メタルコンセント接続とシガーソケット接続が存在しますが、パトカーでは主にメタルコンセントが使用されます。
前面警光灯
対象:交通覆面、警護車
白黒パトカーとは異なり、目立たないよう装備されています。
当初はフロントグリル内側にハロゲンタイプが装備されていましたが、2000年代には自動開閉カバー付きのオートカバーが採用されていました。
オートカバー生産終了後はフロントグリル内側にLEDタイプが装備される車両が多いです。
捜査用覆面は一部を除き装備されていません。
フラットビーム
対象:捜査用覆面
助手席サンバイザーに装着するLED補助警光灯です。マジックテープで装着できるため捜査車両で多く採用されていますが、予算の都合上全車両への装着には至っておりません。見栄えの問題からか、配線は固定されています。
2016年度で生産終了され、後継機種も発売されていません。
フラットビームの点滅動画です。 光り方は同じ間隔でパカパカ光ります。
ナビミラー
対象:警護車
助手席用の後方確認用補助ミラーです。
かつてはAピラーに装着するタイプが主流でしたが、2010年代以降はドアミラーの上に装着するタイプが主流です。
1990年代以前は交通覆面にも装着されていましたが、2000年代以降は秘匿性向上のため装備されていません。
スピーカー(ドライバユニット)
白黒パトカーはサイレンアンプ用のスピーカーが警光灯に装着されていますが、覆面は主にフロントバンパー内側に装着されています。
無線アンテナ
テレビアンテナに擬装されたTAアンテナや、ラジオアンテナに擬装されたユーロアンテナなど目立たないように装着されています。
警察本部によっては車内設置などで外部露出させていないケースも少数存在します。
詳細はパトカーのアンテナを参照。
その他
2012〜2013年度あたりから国費車は秘匿性向上のため、交通覆面と捜査用覆面に以下の装備が採用されています。
- ドアバイザー
- プライバシーガラス(純正または可視光線透過率15%のスモークフィルム)
- ホイールキャップまたはアルミホイール
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