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パトカーの装備(内装編)
※無線機、カーロケーター、警察電話等は内装編(通信系装備)を参照
上下2段ルームミラー
警ら、交通パトカー(覆面含む)には運転席用と助手席用で2個ルームミラーが装備されています。覆面セドリックや日産の市販車ベースパトカー(R34スカイライン・Y33シーマなど)は左右並列式となります。トヨタ・日産以外の市販車ベースの場合は市販の吸盤タイプのミラーを装着することが多いです。
防犯板
元々はタクシー運転手への首絞め防止用に開発されたアクリル板です。警らパトカーに装備されますが、被疑者の護送を行わない交通取締パトカーには装備されません。
ストップメーター・サイレンアンプ
ストップメーター(上)はスピード違反の取り締まりに使用されます。右上に速度が表示されます。交通取締パトカーだけでなく警らパトカーでも装備されますが、捜査覆面などには装備されません。
サイレンアンプ(下)は赤色灯の点滅とサイレンの両方の操作が可能です。マイク端子にマイクを接続すれば放送も可能です。
詳細はストップメーター、サイレンアンプの各ページを参照。
足踏みサイレンスイッチ
ペダルを踏むことによってサイレンを鳴らすことが可能です。
メタルコンセント
探索灯を接続するためのメタルコンセントです。
消火器
白黒パトカーには消火器が搭載されています。
警棒格納装置
大げさな名前ですが、乗車時に警棒を収納するポケットまたはホルダーです。車種によりますが、フロントドア内側に装備されていることが多いです。
ビデオカメラ・ドライブレコーダー
かつては一部車両に家庭用ビデオカメラが搭載されていましたが、現在は車載専用のドライブレコーダーが主流です。
警察本部によっては警光灯の上に全周囲カメラが装備されている場合があります。
詳細は車載カメラのページを参照。
ETC
高速隊、自動車警ら隊など高速道路を使用する、または活動範囲が広域に渡る車両に装備されています。
マップランプともう一つ
右のスイッチをONにすると・・・
マップランプが点灯します。隊員曰く夜間の取り締まりで使用するとのことです(※これは神奈川県警仕様で通常はオーバーヘッドコンソールが装備されます)。
そして左のRのスイッチは・・・
写真では分かりにくいですが、前面警光灯のみ点滅させることができるスイッチです。こちらは隊員曰くスピードの測定に使用するとのことです(※この装備も車種や都道府県によって全く異なります)。
上の写真はちょっと特殊な例で、全国的にはAピラーに装備されるフレキシブルタイプが多いです。
後席ドアが内側から開けられなくなる装備
これは決して特別な装備ではありません。2ドア以外の一般車なら必ず付いているチャイルドロックです。これロックをすれば、パトカーでなくても後席ドアは内側から開きません。右側ドアはチャイルドロックが最初からロック状態で固定されています。
ちなみにチャイルドロックが登場する前は内側のドアノブが外されていました。
トランクルーム
交通パトカーなど、昇降機が装備されないパトカーのトランクリッド内側には後部補助警光灯(180系クラウンはLED、他は回転灯)が装備されています。これも後部からの視認性を高めるための装備です。
トランクルームにはパイロン、旗、発炎筒、さすまた、警杖、防弾チョッキなどが積まれています(警らパトカーの場合)。
ヘルメットは車両によってトランクに積載されていることもあれば、リアトレイに置かれている場合もあります。
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